
「肩こりは揉んでも治りません」ってホント?の答え
「肩こりは揉んでも治りません」ってホント?
から始まった肩こりシリーズ!
なんと、なんと、ようやく
10回目で答えがでます。
では、
まず、「肩こりは揉んでも治りません」と言う言葉には
意味として二通りあります。
⑴今ある肩のこりは揉んでも治りません。
⑵肩を揉んでも、こりにくい体にはなれません。
です。
そこで、今回取り上げた肩こりの原因は
①姿勢 ②内臓 ③自律神経 ④オーバーワーク(動かし過ぎ)
でした。
①~④の中で、④については前回答えが出ています。
④は揉んで治ります。(上手に軽く揉みます)
なぜなら④は動かし過ぎが原因なので、次にまた
動かし過ぎない限り、疲労物質がなくなってしまえば
今も楽になるし、こりが戻ることもありません。
問題は、①~③です。
結論です。
⑴の「今ある肩こりを楽にする」については、①~③全て
揉んでも治ります。(上手に軽く揉みます)
問題は⑵の「こりにくい体になる」です。
とりあえず、上手に軽く揉んで楽になっても
①の姿勢が原因の場合、姿勢の改善がなければ
こりは戻ります。
デスクワークの方のように仕事上
猫背の姿勢になりがちな場合は、
今回の肩こりシリーズ前半に紹介
した工夫が必要なので、揉むだけでは
こりにくい体にはなりません。
②の内臓 ③の自律神経についても
ご自分でコントロールするのは
なかなか難しいので、揉んで今を楽にする
ことはできても、繰り返しやすいです。
ゆえに、
整体では、色々な手技を使って
①姿勢 ②内臓 ③自律神経などを
コントロールし、こりにくい体を目指している
と言えます。
分かりやすくまとめます。
◎結論1
今ある肩こりは揉んでも治ります。
・強くもむのはNGです。防衛反応がおき、
体を逆に硬くしていきます。
その場は気持ちよく感じても
健康的ではありません。
強さがどんどんエスカレートして行きます。
◎結論2
こりにくい体にするには、揉むだけではなれません。
と言うことで、
「肩こりは揉んでも治りません」ってホント?は
半分当たりです。
長々と肩こりシリーズにお付き合いいただき
ありがとうございました。
注)肩こりは放置していると
頭痛や腕へのシビレになることも多く、
注意が必要です。
ちなみに、
当院では肩は軽く揉みます。
背骨と骨盤を中心に姿勢調整をします。
また、内臓テクニックで内臓と自律神経
にアプローチしています。
ご自身の体の力で回復できるようにスイッチを入れる施術を実施しています。