
自律神経ってどんな神経?その2
前回は自律神経って優れもので
自分の意志とは無関係に
心拍や呼吸、体温や消化、免疫、ホルモンなど
生命活動に係る働きを無意識に
調整しています。
と、話しました。
本日はもう少し詳しくお話します。
自律神経には
交感神経
と
副交感神経があります。
交感神経は「やるぞ~」のスイッチで
仕事やスポーツなどの活動、
緊張やストレスを感じた時にも
入っています。
血管を収縮させて血圧を上げたり、
心拍数を上げたりして、すぐに動きやすい
状態にします。
この時内臓はお休みモードとなります。
対して
副交感神経は
「休も~ リラックス、リラックス」の
スイッチで心拍数を抑えたり、疲労を回復したりと
休息、修復、などリラックスの時に
入っています。
内臓はこの副交感神経のスイッチが
入っている時に活躍します。
この交感神経と副交感神経は
シーソーのように、
どちらかが上がると、
どちらかが下がる
と言う感じで、
時間や状況に応じた体の働きが
できるようにコントロールしているから
優れものなのです。
この二つの神経が正しく働かないことを
「自律神経が乱れる」と言います。
つづきは次回です。